みかん山から
読むとその景色が浮かんでくるような素敵な「みかん山だより」と共に届けられた「パール柑」
意外と知らない方も多いみたいで「パール柑って何?」なんて質問も多いのです。
天草の川野さんが育てた柑橘で、甘夏と比べると苦みが少なく、文旦と似たお味。
さわやか酸味とみずみずしさが特徴。
このパール柑、ジャムにも最適です。
苦みも少ないので、煮こぼすことなく刻んで茹でて、甘味を加えるだけで写真のような
ジャムの出来上がり!おススメは、ヨーグルトのトッピング。
もちろん、パンにのせて召し上がっていただいても美味しいです。
タカサキ理事長の昔からのご縁で、天草の川野さんから毎年のように柑橘類を送っていただいていて・・・
http://pukapuka-pan.hatenablog.com/entry/2014/05/10/115518
そんなご縁でこんなに美味しい柑橘類をみなさんにもお届けしたい!とぷかぷかでの販売をすることになりました。
顔の見える付き合い、その上をいく、こころの繋がるお付き合い
川野さんの想いをぷかぷかの想いにのせて、今日もおひさまの台所まで販売しています。
天草から…こころを込めて
天草の川野さん、ご縁があって、毎年この季節になると新鮮な甘夏を送っていただいています。箱を開けたとたんに目に飛び込んでくる、初々しい黄色いミカンたち。
そして、毎回必ず同封される川野さんからのお便り。
川野さんからのお便りが読みたくて、ワクワクしながら今日も箱を開けました。
素敵なお便りを紹介させて下さい。
こんな素敵なみかん山で育ったみかんたち…美味しくないはずがない!!!
・・・・・・・
夏、みかん山で。
木を被ったツル草を鎌で切り払っていた時、ブーンとあのスズメバチの鋭い羽音、一匹の見張り蜂が藪から飛び出し、一直線に私の額をめがけ、小さな弾丸となってやってくる。大きなギョロリとした目。1mもない。ヒヤァーとすっとんで逃げる。手に持った鎌を高く上げて、ぐるんぐるん回しながら走る。一目散。と言っても草の畑の中、長靴がもつれる。いつもなら3~4mも離れると蜂は追跡をやめてくれるのだが、ブーンという音がいつまでも消えない。超スピードで私の周囲を旋回しているようなのだが姿が見えない。一瞬、音が消えやれやれと足を止めると、また近くでブーンである。
姿が見えない恐怖が湧いてくる。しつっこいな、こんなしつっこい蜂は初めてだ。虻かな?虻は叩き殺されるまで、うるさくまとわりつくが蚊と同じ位のぶんぶんだ。威嚇はしない。怖くなって農道に止めた車に逃げ込む。ほっとする間もなく車の中からまたブーンが聞こえる。えっ、そんな事があるか?不気味さに車から飛び出し、車の窓を開け放ち様子を見る。
そうして蜂の姿を再度確認することなく、仕事をやめ家へ帰ったのだった。
夏が終わり、秋も過ぎ冬。蜂の巣がかかっているだろうその木を被っていた草々も枯れてしまった。その枯れ草のぼうぼうを切り払っていくと、あった!スズメ蜂の巣が。
大きく完成し、主の居なくなった焦げ茶と白の波模様の巣。いつもは、芸術作品だなあ、美しいなあと両手に抱えてながめているのだが、夏のあの恐怖がかえってくる。
茂みの中で、からからと空虚に鳴る音さえ不気味だ。巣がかかっている枝を切る。
地に落ちた巣がまたカラカラと鳴る。冬の枯れ草原にころがっている様も異様に大きく見えて、その音は地の底から響いてくるように聞こえるのだった。
みかん山を長靴でのしのし歩く。冬草が毎日の霜にめげずやわらかく、やわらかく萌えている。
・・・・・
川野さんの甘夏を使った商品をパン屋さん、ぷかぷかさんのおひるごはん、おひさまの台所、焼き菓子工房のそれぞれのお店で、ただ今考案中。
楽しみにしていてくださいね。
そして!!!川野さんの作った新鮮そのもののミカンたちを皆様にもお届けしようと思います!
おひさまの台所前で、甘夏、清見、パール柑を販売いたします。
大地の恵み、川野さんの愛情のこもったミカンたちを召し上がってください!
これは、食べなきゃソン!です。
あったかいなぁ~
おひさまの台所やパン屋を度々ご利用になられる素敵な母娘さんがいらっしゃいます。
お買い物をされる時の物腰の優しさに、接客をしながらほんわかとさせていただく…そんなお客様。
今日、お店の前で歩みが少しだけおぼつかないお年寄りの方が転倒されました。
あ!と思った時はもう遅くて…
その時、サッと手を差し伸べて下さった方が、日頃からなんて素敵な母娘さんなんだろうと思っていたお二人。
椅子に打ち付けてしまった額を確認
大丈夫ですよ、と落ち着かせ
しばらく椅子に座らせて介抱
ご自宅を確認し
近くですから車で送りましょう!
と帰宅まで面倒をみてくださいました。
あ~なんてあったかい方々なんでしょう。
素早く的確な行動に、感謝、感謝。
ぷかぷかは、こんな素敵なお客様方に支えられているのですね…
ぷかぷかさんは、優しいんです。
ぷかぷかに来て下さるお客様も優しい方ばかりなんです。
優しさの連鎖が止まらない!!
やさしい気持ちにホロリ…
店頭の惣菜王子のオリタくん。
いつもニコニコしていて
なんにでも一生懸命に取り組んでくれて
歌が上手で
そして何よりも、心のやさしい、やさしいメンバーさん。
お店には、そんなオリタ君に会うために来店してくださる方もいらっしゃるくらい。
今日はそんなオリタ君のやさしい姿をまたひとつ見つけました…
店頭では、お品物を「ありがとうカード」と一緒にお渡しすることがひとつの
お仕事です。
いつもならお品をお渡しし、名刺を渡すかのように「ありがとうカード」を
手渡ししているオリタ君。(その時のオリタスイルが大人気!)
今日は、杖をついたお客様がお出でになりました。
ゆっくり、ゆっくりスロープを降りて来られるお客様を笑顔でじっと待つオリタ君。
そのお客様にお品物をお渡しする際、はっと何かに気づいたように、手に持っていたカードをそっと袋に入れてお渡ししたのです。
そして大きな素敵なオリタスマイルで「ありがとうございました」と…
「お客様の片手がふさがっていたから、カードを手渡しすると危ないかもしれない」と
思ったとのこと。
いつも相手のことを思い、やさしい言葉かけの出来るオリタ君だからこそ出来る
気遣いだったのだと思います。
相手を思いやるオリタ君のようなメンバーさんに支えられてのぷかぷかだなぁ~
と改めて思い、そしてホロリ…とした私でした。
マルシェに向けて…!!
今週末(10/22)のぷかぷかマルシェに向けてポップを描いている二人。
たくさん販売するためにどうしたらいいかねぇ~
やっぱりお弁当が売れたらいいね
そうか、じゃあお弁当を早く作って出せばいいね!
うん!……でも、わたしは『カボチャのケーキ』が売れたらそれでいいな(笑)
そうだね、僕は「いらっしゃいませ」って大きな声で言うよ!
そしたらきっとたくさん来てくれるね(#^^#)
二人で作戦会議をしていました。
そんな二人の背中が、やけにたくましい…
あ~なんて素晴らしいメンバーさん!
ありがとう!!
もも&あやコンビが「野菜ケーキ」をプロデュース!
夏を過ぎた辺りから人参ケーキ、小松菜ケーキ、カボチャケーキ、さつま芋の小倉ケーキ…様々なお野菜を使ったケーキを作ってきました。
お店で買って食べて下さった方も多いのでは?
そのケーキを作っているが、惣菜のメンバーさんのもも&あやさんの二人です。
料理本を見たり、ネットで検索したり、スーパーのレシピチラシを集めてみたり。
二人の勤勉ぶりのすごいこと!!
それも店頭に出して、それが売れていく喜びを知っているから…
そしてみなさんの「美味しかったよ~」の言葉がいただけているから…
二人で話し合って、レシピも決めて、販売戦略も立てていきます!
「もうちょっと甘い方がいいわ~」とか
「このお野菜でケーキを作ってみたら
どう?」とか
ぜひ、アドバイスをください。
皆さんの声で二人はもっともっと成長していけると思います。
今日もただいま大人気の「人参ケーキ」を店頭にて販売中。
ぜひ召し上がってくださいね。
配達、行ってきま~す!
ナオコさんと一緒にお弁当配達へ。
いつもお届けするお客様なので、ナオコさんはしっかりと道順を覚えています。
両手をぶん!ぶん!ぶん!と振って
ぐん!ぐん!ぐん!と大地を踏みしめて
ナオコさんは歩くのが早い、早い。
山登りが好きです。
お相撲好きです。
ニンジン千切り好きです。
玉ねぎみじん切りします。
早歩きのナオコさんとお話しをしながらの配達は
楽しい会話と一緒です。
(ちょっとだけ息はきれますが…)
今度はどこまで配達に行けるかな?なんてちょっとワクワクしながら
いつもご注文をお待ちしています。